一人親方労災保険特別加入とは
労災保険とは労働者が仕事中のケガや通勤途上で事故に遭ってしまった場合の負傷・疾病・障害・死亡等に対して保険給付を行う国の保険制度ですが、この制度は基本的に労働者を対象としているため、一人親方や企業の役員等の労働者でない者は対象外とされています。しかし、対象外とされた方々の中にも、労働災害に遭う危険性は通常の労働者と変わらず、労働者に準じて保護することが適当といえる方々もいます。そこで、これらの方々も労災補償を受けることができるように、特別に労災保険に任意加入が認められているのが一人親方労災保険の特別加入制度です。
一人親方労災保険に特別加入をするためには、一人親方の団体を通じて申し込みをする必要があります。労災センターでは、いくつかの種類の事業うち、建築業、内装業、大工業、電気業、防水業、左官業等の建設業を営む方々のための確かな労働災害補償制度を提供しています。なお、 企業の役員は従業員を雇用していない場合は一人親方として労災加入できます。ただし、従業員を雇用している場合は中小企業事業主としての特別加入に該当する場合があります。こちらに関しては別途ご相談ください。
香川県の一人親方労災センターのご紹介
一人親方団体労災センター関西は大阪府、京都府、兵庫県、奈良県、和歌山県、滋賀県、三重県、鳥取県、岡山県、徳島県、香川県を居住地とする建設業の一人親方の方を対象とする組合です。大阪府、京都府、兵庫県の京阪神を擁することから労災センターグループの中でも組合員数が多い一人親方団体の一つで、毎年数多くの一人親方の皆様からご加入をいただいております。
香川県は、日本の四国地方に位置する県であり、四国四県の一つです。県庁所在地は高松市です。香川県は、瀬戸内海に面し、美しい海岸線や離島があります。また、讃岐うどんで有名であり、観光地としても人気があります。県内には歴史的な寺社や美術館、温泉地も存在し、観光スポットが点在しています。
- 観光地と施設の整備 香川県は美しい海岸線や歴史的な名所、讃岐うどんなどがあり、観光地として多くの観光客が訪れます。建設業者は観光施設や宿泊施設の整備に注力し、観光振興を支えています。
- 離島へのアクセス向上 香川県には多くの離島があり、これらの離島と本土とのアクセス向上が重要です。建設業者は港湾施設の整備や交通インフラの向上に取り組み、離島の発展を支援しています。
- 農業支援施設の整備 香川県は讃岐うどんをはじめとする農産物の生産地として知られています。建設業者は農業支援施設の整備や農業生産の効率化に取り組み、農業産業を支援しています。
- 地域への貢献と地震対策 香川県の建設業者は地域の発展に貢献するため、住宅や商業施設、公共施設の整備に取り組んでいます。また、地震対策や防災対策も重要な特色です。
- 環境に配慮した建築 香川県でも環境保護が重要視されており、省エネルギーの建築や再生可能エネルギーの活用、環境に優しい建築材料の利用などが進められています。
ご加入いただける当センターの対象エリア
一人親方団体労災センター関西
一人親方団体労災センター関西の沿革
一人親方団体労災センター関西は、平成26年3月1日に兵庫県神戸市中央区海岸通3-1-1 KCCビル4Fを所在地として兵庫労働局の承認を受けて発足致しました。
その後、令和３年より１ヵ月及び２か月の短期加入の取り扱いを開始し、現在まで加入者数は右肩上がりに増加しております。今後も一人親方様のご期待に沿えるよう努力してまいります。
香川県で発生した労災事例
香川県で実際に起きた一人親方の労災事故事例をご紹介いたします。
プラスターボードをカッターで切断中、刃が左手に当たあり指を負傷したケース
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職種
大工工事
労災発生状況
11月9日午後3時頃、マンション新築工事にて、H社から請け負った大工工事の際、リビングに下がり天井をつくるため、側に作業台（約75×185cm・高さ45cmの箱型）を置き、その上にプラスターボード（91×182cm）をのせ、左手で定規を押さえ、右手でボードカッター（長さ約15cm・重さ約50g・刃約3cm出して使用）を持ち、奥から自分の方へ引き寄せながらカットしている時に、おさえていた左手が滑り、刃が左手中指にあたり負傷した。当日は自分で応急処置をして痛みをこらえて勤務終了まで作業をして帰宅。翌日になっても回復せず出血が止まらなかったため病院を受診した。
労災保険の申請
病院経由で治療費・休業補償給付の請求
※一人親方団体労災センターにて労災保険特別加入してから 844 日目に香川県で発生した労災
使用する資材をトラックに積込作業中、バランスを崩し落下、左足首を負傷したケース
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職種
大工工事
労災発生状況
12月20日午前10時頃、K社より請け負った改築工事に使用するための資材（型枠パネル材 長さ4m、幅600㎜、厚さ60㎜）をトラックに積み込む作業中、トラックの荷台に資材を高さ地上約2mに積み上げた上に乗り、更に上に積み込むための台を調整していたところ、足が滑りバランスを崩したため後ろ向きに両足を着くような状態で落下し、左足首をコンクリート地面に強打して負傷した。
労災保険の申請
病院経由で治療費・休業補償給付の請求
※一人親方団体労災センターにて労災保険特別加入してから 5 日目に香川県で発生した労災
仮設トイレをトラックに積み込む際に体をひねり負傷したケース
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職種
仮設工事
労災発生状況
11月19日午前9時30分頃、G産業より請け負った高等学校の仮設工事において、仮設トイレ（高さ2.1ｍ×110cm四方×重さ40㎏）を台車で運び、トラックの荷台のパワーゲートの乗せて積み込む作業中、荷台の奥に押し込む際に体をひねってしまい、腰に痛みが走り、左足のしびれにより、しばらく立ち上がることができなくなった。1日安静していたが、翌日になっても痛みが取れず受診した。
労災保険の申請
病院経由で治療費・休業補償給付の請求
※一人親方団体労災センターにて労災保険特別加入してから 119 日目に香川県で発生した労災
香川県のご加入者の声
現在、香川県のご加入者の声はございません。
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