一人親方労災保険の「労災センター通信」

東京都で加入できる一人親方労災保険とは?選び方のポイントもご紹介!

 一人親方の労災保険への加入は義務ではありませんが、特別加入することで請け負える仕事が増え、安心して仕事ができるようになるでしょう。
 一人親方として働く方が特別加入できる労災保険にはさまざまなものがあり、それぞれかかる費用や加入までの時間などに違いがあります。
 その中から、自分に合った労災保険を慎重に選ぶことが大切です。
 本記事では、東京都で加入できる一人親方の労災保険について、選ぶ際のポイントも含めてご紹介します。
 労災保険への加入を検討されている方は、ぜひ参考にしてください。
一人親方団体の比較

東京都の建設業の特色

東京都は、日本の首都であり、世界有数の都市の一つとして、人口や経済規模が非常に大きい都市です。そのため、建設業においても独自の特色があります。
東京都の建設業の特色をいくつか挙げてみます。

  1. 超高層ビルや大型商業施設の建設が盛んであること
    東京都は、人口密度が非常に高いため、空間効率の良い超高層ビルや、大型商業施設が多く建設されています。また、東京オリンピックやパラリンピックの開催に伴い、競技場や選手村などの建設も行われています。
  2. 地震対策や防災対策が重視されていること
    東京都は、日本の地震や自然災害の多い地域の一つであり、建設業においても地震対策や防災対策が重視されています。例えば、超高層ビルや大型商業施設では、地震時の揺れを吸収する技術が使用されています。
  3. 鉄道や道路などの交通インフラの整備が進んでいること
    東京都は、日本の中心的な都市であり、交通インフラの整備が進んでいます。例えば、東京オリンピック・パラリンピックの開催に向けて、新交通システムの整備が進んでいます。
  4. 多文化共生社会に向けた建設が進んでいること
    東京都は、多様な文化や国籍の人々が暮らす都市であり、建設業においても多文化共生社会に向けた建設が進んでいます。例えば、外国人労働者向けの住宅や施設の建設が進んでいます。

東京都で一人親方労災保険を選ぶ際のポイントは?

 一人親方の労災保険への加入は義務ではありませんが、万が一のときのために加入しておくと安心です。東京都で一人親方として活動されている方のために、労災保険を選ぶ際にチェックすべきポイントをご紹介します。

入会費や組合費がいくらかかるか確認する

 一人親方が労災保険に加入する際には、保険料のほか入会金と組合費・その他手続きにかかる諸費用の支払いが必要になります。
 特別加入団体に入会する際に発生する費用が、入会金です。組合費は特別加入団体の運営・維持に必要な費用のことで、その他の諸費用には「更新手数料」や「代行手数料」「脱退手続き手数料」などが含まれます。
 その中でも入会金と組合費については団体によって金額が大きく異なるため、しっかりチェックしたうえで選ぶとよいでしょう。
 団体によっては入会金が無料の場合もあり、初期費用を抑えたい方におすすめです。

社会保険労務士によるサポートが受けられるか確認する

 万が一のことが起こったとき、労災給付手続きのためにすばやく書類を作成しなければなりません。
 ケガや病気の際に自分で手続きをおこなうことは難しく、途方に暮れてしまう方も多いのではないでしょうか。そんなとき、専門家である社会保険労務士によるサポートを受けられる団体を選んでおけば安心です。
 必要な手続きについてアドバイスをもらえるだけでなく、書類作成の代行も依頼できるため、大変心強いでしょう。
 社会保険労務士が主催している団体や、常駐している団体をチェックして選ぶことをおすすめします。

加入までどのくらいの期間がかかるか確認する

 労災保険を選ぶ際は、加入までにかかる時間がどのくらいかも確認しておきましょう。
 申込みから加入までにかかる時間は特別加入団体によって異なり、早ければ翌日には加入可能な場合もあります。
 急な仕事の依頼がきて、仕事を請け負う際の条件に「労災保険の加入」がある場合も珍しくありません。その際は急いで加入する必要があるため、手続きに数日~1週間もかかるようでは間に合わない可能性があります。
 実際に加入できるのは翌日以降であっても加入証明書を即日発効してくれる団体もあるため、急いでいるときはそのような条件の団体を選ぶことをおすすめします。

東京都で加入できる一人親方労災「特別加入団体」

一人親方労災保険の団体
 一人親方が加入できる労災保険にはさまざまなものがありますが、東京で加入できる特別加入団体をご紹介します。それぞれの特徴やメリットを比較してみるとよいでしょう。

一人親方団体労災センター

 一人親方団体労災センターの組合費は月々わずか500円で追加費用は一切ありません。初年度のみ入会金1,000円がかかりますが、翌年からは給付基礎日額に応じた労災保険料と月々500円の組合費のみで済みます。入会金については団体割引が適用されるため、事前に確認するとよいでしょう。
 費用についてはホームページで自動見積もりが可能なため、事前に確認しておくことをおすすめします。
 一人親方団体労災センターは加入までも早く、費用の振り込みが確認できたら最短翌日から労災保険への加入が可能になります。
 また、加入申請後、当日17時頃までに労働保険番号記載の加入証明書をメールまたはFAXにて送付してもらえるため、急な仕事の依頼で早急に労災保険への加入が必要になった際も安心です。
 申込みから加入までが短期間で済むこと、加入証明書をその日のうちに発行してもらえることは、仕事の幅を広げるためにも重要なポイントになるでしょう。
 また、社会保険労務士が運営に携わっており、労災保険についてわからないことがあるときは質問に応じてもらえます。申込方法や費用についても丁寧に説明してもらえるため、安心して利用できるでしょう。
 ホームページにもお問い合わせフォームが用意されており、メールでも気軽に質問や相談ができます。メールでの問い合わせには24時間対応しているため、気になったことがあるときはいつでも相談するとよいでしょう。

 一人親方団体労災センター

一人親方労災保険組合

 一人親方労災保険組合は全国の組合員数90,000人以上の実績を誇る組合で、労災保険加入手続きと労災給付のサポートを専門的におこなっています。
 事務処理を効率化して無駄な経費を削減しているため、月額500円という業界最安値の組合費で加入できることも特徴の一つです。
 支払方法についても、銀行振込だけでなくカード払いやコンビニエンスストアのレジ払いなどから選択できるようにするなど、一人親方の方々が便利に利用できるようサポート体制を強化しています。
 申込み・入金の翌日から加入可能で、加入証明書は即日発効できるため、お急ぎの方も安心です。
 全国からの無料相談にも対応しているほか、レストランやカラオケ・日帰り温泉などの施設をお得に利用できる優待サービスも用意されています。
 一人親方労災保険組合

東京労災一人親方部会

 できるだけ簡単な手続きで労災保険に加入したい方は、厚生労働省東京労働局の承認団体である東京労災一人親方部会をチェックするとよいでしょう。
 加入手続きは「WEB」「FAX」「来所」の3通りから選べるため、自分の都合にあわせて手続きを進められます。「加入員証を明日使いたい」ときは、当日15時までに電話で連絡を入れて17時までに来所すればその場で加入員証を持ち帰ることが可能です。
 給付基礎日額は3,500~25,000円まで選べるため、所得水準に見合った額を選択できます。クレジット決済での毎月払いも可能なので、検討するとよいでしょう。

 東京労災一人親方部会

親方ガード

 親方ガードは、全25都府県に対応する一人親方労災保険協会です。
 2カ月の短期加入なら保険料・会費込み6,000円で済むため、加入条件を確認しておくとよいでしょう。さらに、平日13時までの申込みでその日のうちに番号が通知され、翌日には加入できます。面接不要でパソコンやスマートフォンから簡単に申込みが可能なため、急いで加入しなければならないときも安心です。
 ただし、塗装・防水・解体・石などの特定業務に従事していて加入時の健康診断が必要な場合は受診してからの加入となるため、注意しなければなりません。
 ホームページにある「支払額自動計算」を利用すれば、加入期間と基礎日額を入力するだけで保険料と会費の自動計算ができます。

 親方ガード

楽々親方

 楽々親方は厚生労働大臣承認のネット型労災保険で、延べ3万人以上の一人親方に選ばれています。
 業務のIT化によって人件費を削減し、業務センターに業務を集約して業務経費を抑えることに成功しました。その結果、組合費月額450円~の安さを実現しています。
 最短1カ月から加入できるため、「必要な期間だけ加入したい」方にもおすすめです。
 社労士事務所が運営していることから、手続き等に不安がある場合も安心して利用できます。
 ホームページからは無料で10秒見積もりを利用できるため、チェックするのはいかがでしょうか。平日13時までに申込み・入金すればその日のうちに労働保険番号が届きます。
 
 楽々親方

一人親方団体 労災センター共済会

 一人親方団体 労災センター共済会から労災保険に加入する場合、支払い方法は「銀行払い」「コンビニエンスストア払い」「クレジットカード払い」の3種類から選べます。
 クレジットカードの場合は月払いとなり、入会金1,000円+月会費450円と労災保険料の支払いが必要です。銀行払い・コンビニエンスストア払いを利用する場合は年払いも可能となり、入会金1,000円+年会費3,600円と労災保険料のみで済みます。
 面倒な手続きは必要なく、スマートフォンやPCから簡単に申込みを済ませられます。最短で翌日には加入でき、加入証明書はその日のうちに発行してもらえるため、お急ぎの方も安心です。また、他団体と比較して費用が圧倒的に安いのが特徴です。
 ホームページの費用シミュレーションを利用して保険料がいくらになるか確認しておくとよいでしょう。

 一人親方団体労災センター共済会

実際に一人親方が仕事中にケガをしてしまった場合の労災申請手順

労災保険の申請手続き
 実際に労災事故でケガをしてしまったときの申請手順も事前に確認しておきましょう。申請方法は下記のとおりです。

  1. 病院で労災保険の利用を伝える
  2. 加入した団体に詳細を報告する
  3. 団体から書類を受け取る
  4. 書類を提出して給付の請求をする

 労災事故の場合は、健康保険でなく労災保険を使用して治療が受けられます。万が一、仕事中にケガをしてしまったときは、落ち着いて上記の通りに対応しましょう。

まとめ

 東京都で加入できる一人親方の労災保険団体の選び方をポイントとともにご紹介しました。
 一人親方が労災補償を受けるためには、特別加入制度を利用して労災保険に加入する必要があります。
もし加入していなかった場合は仕事中にケガをしても自己負担で治療を受けることになり、ケガが原因で働けなくなっても休業補償がもらえません。
 我が身を守るためにも、一人親方が加入できる労災保険の中から自分に合ったものを探しておきましょう。

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