一人親方労災保険の「労災センター通信」

【一人親方必見】仕事のもらい方を5つのポイントに分けて解説!

 請け負う仕事の量と収入が直結する一人親方。安定して仕事をもらえるかは、一人親方にとって死活問題でもあります。「今の現場はもうすぐ終わってしまう」「仕事がないときはどうしよう」と心配になる方は少なくありません。
 本記事では、一人親方として成功するために知っておきたい仕事のもらい方を、5つのポイントに分けて解説します。
 職人としての信頼を築き、安定して仕事がもらえる方法がわかりますので、ぜひ最後までお読みください。
一人親方

一人親方として成功するには仕事のもらい方を知るべし!

 請負で働く一人親方にとって、仕事をもらえるかは死活問題です。ひいきにしてもらっている会社があったとしても、この先いつまでも仕事をくれる保証はありません。会社が仕事を取ってきてくれるわけではない一人親方の場合、仕事を得るために自ら積極的に動く必要があります。
 そこで今回は、一人親方として成功するために知っておきたい仕事のもらい方を5つご紹介します。
 一人親方にとって仕事量は収入に直結する重要なポイントです。今の現場が終わる前に、仕事がなくなる時期を迎える前に、以下の5つの方法を試しましょう。

【仕事のもらい方①】異業種交流会や接待ゴルフなどでアピールする

 商工会議所をはじめ、さまざまな企業や団体が開催する異業種交流会は、一人親方にとって仕事を取る可能性を広げるチャンスです。建設業やその他の業種の方を含め、普段出会うことのない方々と顔を合わせることになるので、名刺交換などをとおして人脈を広げられます。
 異業種交流の一環としてゴルフ大会が開催されたり、取引先から接待ゴルフに招待されたりする場合は、できる限り参加するとよいでしょう。ゴルフをすることで必ず仕事がもらえるわけではありませんが、ゴルフのような趣味をとおして人脈が広がり、その人脈が仕事をもらう際に有利に働くケースもあります。
 「たかが異業種交流会」「たかが接待ゴルフ」ではなく、仕事の発注先として認識してもらうための営業活動と捉えるとよいでしょう。
 その場で仕事が決まるような即効性はないとしても、コツコツと積み上げた人脈が将来の仕事につながると考え、積極的に活用することをおすすめします。

【仕事のもらい方②】元請会社のホームページから応募する

 一人親方が仕事をもらうには、元請会社のホームページから応募する方法もあります。
 インターネットで建設会社のホームページを検索すると、「職人募集」「作業員募集」のページがあるケースは少なくありません。通える範囲でできるだけ多くの会社を検索し、条件の合いそうな求人に積極的に応募するとよいでしょう。
 建設会社のホームページに求人募集のページがなくても、大手求人サイトなどでは求人情報を探せる場合があるため、ハローワークなども含め各方面から求人情報を集めるようおすすめします。
 場合によっては飛び込み営業が効果的なケースもあります。事務所や建築現場の養生幕に「職人募集中」などと書かれている場合は、積極的に声をかけて名刺を渡しておくとよいでしょう。

【仕事のもらい方③】一人親方仲間から紹介してもらう

 仕事のもらい方として、一人親方仲間から紹介してもらう方法も効果的です。
 一人親方仲間に間に入ってもらうことで、元請会社も安心して仕事を発注できるメリットがあります。「○○さんの紹介なら大丈夫」との信頼関係に基づいた仕事の発注になりますので、責任感を持って働くようにしましょう。
 仲間をとおして仕事がもらえるようにするには、日頃からよい評判を得る必要があります。普段の仕事に対する姿勢や、品質・納期などの面で高い評判を得ていると、仲間も安心して仕事を紹介してくれるでしょう。
 また、忙しくてたいへんなときに助っ人として一人親方仲間を助けることも、将来仕事を紹介してもらうのに効果的です。「今月は十分仕事があるから別にいいや」と断るのではなく、「将来仕事をもらうために仕事を引き受ける」と考えましょう。普段から仲間を助けていると、閑散期や仕事がなくなったときにこちらにも助け舟を出してもらえると期待できます。

【仕事のもらい方④】マッチングサービスを利用する

 インターネットの普及に伴い、建設業界に特化したマッチングサービスも登場しています。
 マッチングサービスとは、サービスに登録した発注者と受注者の条件をマッチングして、仕事の受発注を行うサービスです。一人親方も登録でき、案件一覧から発注者の希望する条件を確認し応募できます。
 ここでは、一人親方におすすめのマッチングサービスを3つご紹介します。

請負市場

 「請負市場」は、株式会社コントラフトが運営するマッチングサービスで、2022年5月時点で企業登録数2万8,301社、掲載案件数1万1,044件を誇ります。
 仕事を探している一人親方は、見積もり応募や希望価格を参考に、単価のよい仕事選びができます。また、ランキング・評価制度もあり、地道に評価を高めることで仕事の受注がしやすくなるのも魅力です。
 スマートフォンで簡単に操作でき、希望地域や業種を登録することで新規案件の通知を受け取ることもできます。

CraftBank

 「CraftBank」は、2021年に内装会社からスピンオフした建設テックのスタートアップ、「クラフトバンク株式会社」が運営するマッチングサービスです。
 2022年5月時点の登録企業数は2万5,448社、登録企業職人数は14万8,207人で、資格・主要取引先・実績など豊富な情報をもとに仕事の受発注ができます。一人親方の登録も可能で、「工事を探す」から受注したい仕事を探したり、協力会社としてオファーを受けたりする仕組みです。
 登録するとプロフィールや実績が掲載され、発注企業はその情報を元に職人を探します。資格や今まで受注した仕事、施工事例を写真で掲載するなど、サイト上で自分自身をアピールできるのも魅力です。
 好条件の仕事を獲得できるよう、プロフィールや実績を充実させるとよいでしょう。

助太刀

 「助太刀」は、株式会社助太刀が運営するマッチングアプリで、2022年5月時点でユーザー数は17万事業者を突破しています。
 興味のある案件に対して、発注者とSNS感覚で気軽にメッセージのやり取りができ、条件をすり合わせて受注できるのが魅力です。また職種や居住地などを登録することで、自動的におすすめの案件を紹介してくれる機能もあります。
 一人親方にとって便利な機能も満載で、例えば「助太刀あんしん払い」を利用すると、助太刀の立て替えで工事代金をすぐに受け取れます。工具の販売・レンタル・修理を行える「助太刀ストア」のサービスもあり、自宅や現場に工具を届けてもらえるので時間を有効に活用できるでしょう。
 仕事探しにも仕事自体にも効率を求める一人親方におすすめのマッチングアプリです。

【仕事のもらい方⑤】建設キャリアアップシステム(CCUS)に登録する

 一人親方が仕事の受注において成功したいなら、建設キャリアアップシステム(CCUS)に登録することも大切です。自分のスキルや実績を正しく評価してもらうのは容易ではありませんが、建設キャリアアップシステムの導入により、職人一人ひとりの能力の客観的な評価がしやすくなると期待されています。
 ここでは建設キャリアアップシステムの概要と、申請時の注意点をご紹介します。

建設キャリアアップシステム(CCUS)とは?

 建設キャリアアップシステム(CCUS)は、2019年4月に国土交通省が導入したシステムで、職人一人ひとりの資格や実績を登録して見える化するのが目的です。技能者が資格や技術を正しく評価され適正な処遇を受けられるようになるほか、工事の品質向上や現場作業の効率化などにもつながると期待されています。
 現在建設キャリアアップシステムへの登録は任意ですが、今後は義務化される可能性もあることから、早めに活用するとよいでしょう。実際、2021年度から公共工事では建設キャリアアップシステムの活用が原則化されており、2023年度には民間も含めすべての工事で活用原則化を目指しています。
 一人親方も建設キャリアアップシステムへの登録ができ、登録がスキルや実績の証明になって仕事を受注しやすくなると期待できます。
 建設キャリアアップシステムへの登録方法や必要書類について詳しく知りたい方は、「内部リンク:一人親方のキャリアアップシステム登録が必要な理由を解説」をご覧ください。

申請時には労災保険特別加入証明書類が必要

 一人親方が建設キャリアアップシステムへ登録する際は、労災保険当別加入証明書類(写し)を添付する必要があります。
 労災保険は、業務中や通勤中に発生したケガや病気に対して、労働者やその遺族のために必要な保険給付を行う国の制度です。しかし一人親方など請負で仕事をする方の場合「労働者」に該当せず、労災保険は原則適用されません。
 一人親方は特別加入団体をとおすことで、任意で労災保険に特別加入できます。
 建設キャリアアップシステム申請の際には、労災保険特別加入時に発行される加入証明書の写しを添付し、労災保険番号および整理番号を入力します。
 労災保険特別加入についてのご質問は、「一人親方団体労災センター」までお気軽にお問い合わせください。

まとめ

ポイント
 一人親方として成功するために知っておきたい仕事のもらい方を、5つのポイントに分けて解説しました。
 現在十分な仕事量を確保している場合でも、将来も継続的に仕事をもらえる保証はありません。そこで今から地道に営業するなど、閑散期や仕事がなくなったときに備えておくとよいでしょう。
 「仕事がなくなった」「仕事量を増やしたい」などの場合は、本記事でご紹介した5つの仕事のもらい方を確認し、ご自分に合いそうな方法を試してみることをおすすめします。

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